人間誰しもトラウマはあるんじゃないでしょうか。
ただ、アドラー心理学では
トラウマはない!
と言われています。
それについて解説します。
原因論と目的論
【原因論】人は過去のことをもとに行動する
原因論とは
過去の出来事が、今の状況を作っているという考え方
です。
たとえば
- 友達にいじめられて引きこもっている
- 恋人にフラれてから恋愛が出来ない
- 人前で話すときは過去の失敗があって、今でも震える
などです。
とてもイメージしやすいではないでしょうか?
過去があるから今がある!
て考え方ですね!
【目的論】全ての行動は自分にとって都合が良いから
目的論とは
人間の行動は全て善のため行動している
というアドラー心理学の考え方です。
ここでの善は
「自分にとって得する」という意味に注意です。
たとえば
- 優しくするのは褒めて欲しいから
- 働くのはやりがいやお金がもらえるから
等です。
【トラウマはない!】過去に縛られない今を生きる目的論の考え方
トラウマはない。全ては自分にメリットがあるから!
アドラー心理学では原因論を否定しています。
つまり、
人は過去に縛られていない。
今している全ての行動は自分にメリットがあるから!
ということになるんです。
目的論で大事なのが「全ての行動」という点です。例としては
【いじめられ引きこもりになった人の目的論の考え】
がんばって社会に出た方が良いのは分かるけど
引きこもっていれば、親が面倒見てくれる。人にいじめられない。
【人前で話すとき過去に失敗し、そこから話すと震える人の目的論での考え】
本当は上手く話したいけど、失敗が怖いし、
人前で震えるから上手く話せない。自分の能力不足ではない。と言い訳できる。
何を言っているんだ!ふざけるな!という意見もあるかもしれませんね。
人前で顔が赤くなる、緊張する、声が小さくなる等
何かしら今、自分にメリットがあるからそうしている!
という考え方です。
過去を捨て、目的論と向き合い、今から一生懸命生きよう!
ポジティブにいいますと、
過去のことは関係ない!
今に集中して生きれば良い!
と考えましょう。
また、何でも目的論視点で考えると自分と向き合うきっかけになります。
「今、ダイエットをサボろうとしているのは、痩せれない自分ということを言い訳に
楽な道に行こうとしていないか?」
などと目的論視点で考えると、少しおもしろいですw
まとめ
人は過去に縛られてはいない
今、何故こうしているかを考え、今から行動できる!
説明がへたでしたがw
要は、過去は関係ないし、今から変えられる
ということです。
可愛い猫ちゃんの画像で許してくださいw
では、さようなり~
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